ハードウェア ⚓
現在のハードウェアの仕様は以下のとおりです
- 最低 7.5GB RAM
- 最低 2 CPU コア
- 64bit CPU
- 最低10GBの空きディスクスペース
環境 ⚓
BitriseはQuay上で発行された標準のDockerイメージとGitHubにある関連したDockerfile
を使用します。
Right now we have four docker images, built on top of each other:
Bitriseには現時点で4つのdockerイメージがあります。
Bitrise ベース・イメージ(GitHub/Quay) ⚓
- イメージネームID:
quay.io/bitriseio/bitrise-base
- 全てのAndroid以外のツールと環境構成が含まれています。
- これは最も小さいイメージであるため、ローカルで使用される場合は、ベース・イメージとしてAndroid以外のプロジェクトに使用されるのが望ましいです。
Ruby
、Go
、Python
、git
と Bitriseコマンドラインツールが全てプリインストールされており、いつでも使用可能です。- OS:
Ubuntu 16.04
,、64 ビット - 関連した
Dockerfile
をチェックして、このイメージ内にプリインストールされているツールをご確認ください。
ベースAndroidイメージ(GitHub / Quay) ⚓
- イメージネームID:
quay.io/bitriseio/android
- Androidに特化したツール・環境を使ってBitriseベースイメージを拡張します。
gradle
やmaven
と同様に、ビルドツールやシステムイメージバージョンといった複数のAndroid SDKがプリインストールされています。$ANDROID_HOME
の環境変数を使用して、プリインストールされたAndroid SDKの場所を示すことができます。- 関連した
Dockerfile
をチェックすれば、このイメージ内に何がプリインストールされているか確認できます。
Android NDKイメージ (GitHub / Quay) ⚓
- イメージネームID:
quay.io/bitriseio/android-ndk
- ベースAndroidイメージ上にてビルドされ、最新のAndroid NDKに拡張します。
$ANDROID_NDK_HOME
の環境変数を使用して、プリインストールされたAndroid NDKの場所を示すことができ、$PATH
へ追加もされます。- 関連した
Dockerfile
をチェックして、このイメージ内に何がプリインストールされているか確認できます。 - こちらでこのスタックのプリインストール済みツールとシステムレポートが確認できます。
Android NDK LTS イメージ (GitHub / Quay) ⚓
- イメージネームID:
quay.io/bitriseio/android-ndk-lts
- このイメージは、常に古いAndroid NDKイメージのタグ付されたバージョンになります。
$ANDROID_NDK_HOME
の環境変数を使用して、プリインストールされたAndroid NDKの場所を示すことができ、$PATH
へ追加もされます。- OS:Ubuntu16.04、64ビット
- こちらでこのスタックのプリインストール済みツールとシステムレポートが確認できます。
Docker と 仮想マシン ⚓
新しいコンテナ上だけでなく、新しい仮想マシン上でも全てのビルドが走行されます。その仮想マシンはビルド終了後すぐに破壊されます。これはDocker
と環境全体のフル管理を提供します。
スタックに基づいたDocker上でビルドを開始する際、あなたのコンテナへ/var/run/docker.sock
ソケットをボリュームマウントします。 (docker run -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock ...
の呼び出し方に類似しています。 このアクセスの付与についての方法はこちらにて確認できます。)
これであなたはコンテナ内でdocker
にアクセスができ、docker-composeのようなdockerを使用する他のツールを使うことができます。例えば、docker-compose
を使用するウェブサイトプロジェクトの設計やテスト走行、他の自動化された作業が可能となります。
docker info
, docker build
, docker run
, docker login
, docker push
をご自身のマシンに呼び出すことができ、正確に行うことができます。
共有ボリューム ⚓
これはボリュームマウントするうえで、標準のパスや関連したパスを使用する場合、デフォルトのソースコードディレクトリが/bitrise
内に位置していると動作します(BitriseのDockerイメージ内はデフォルトで/bitrise/src
になっています)。
ソースコードディレクトリを/bitrise
の外部に変更したり、/bitrise
の外部に絶対パスを使用したフォルダのマウントを行いたい場合、動作しません。