ビルド時間の改善には、以下のような方法が有効です。
これ以外の改善方法のご提案をお待ちしています!
依存関係をリポジトリ内に含めておく ⚓
あらかじめ、リポジトリ内に依存関係(CocoaPodsなど)を含めておくことで、ビルド時間を短縮できます。
リポジトリからgit clone
が完了した時点で必要なものがすべて揃うため、すぐにビルドが実行できるようになります。
例えばCocoaPodsを利用している場合、 Pods
ディレクトリおよびCocoaPodsが生成した .xcworkspace
ファイルをリポジトリ内に含めておくことで、Cocoapods Install
のステップは不要になります。
依存関係をリポジトリ内に含めることについてのメリットとデメリットについて詳しくはShould I commit my dependencies into my repository?をご覧ください。
ビルドのキャッシュを利用する ⚓
ビルドのキャッシュを利用することで、ビルドを高速化できる場合があります。 注意:ビルドのキャッシュを利用する効果は、キャッシュするファイルのサイズや数に依存します。 より詳しい情報はBuild Cache documentationをご覧ください。
Xcodeステップの”Clean build”オプションを無効にする ⚓
すべてのXcodeステップ(Xcode Test、Xcode Archive および Xcode Analyze) には “Do a clean Xcode build …?” オプションがあります。 特に問題がない場合は、このオプションは無効にすることができます。
“clean build” オプションを無効にすることで、それ以降のXcodeステップを高速化できます。 ワークフロー内で最初のXcodeステップを実行する際には、ビルドのキャッシュがないためフルビルドが実行されますが、それ以降のXcodeステップではキャッシュが利用できるため、コンパイル時間を短縮できます。(すべてのビルドは独自のクリーンな仮想マシン上で実行されます。詳しくは Code Securityをご覧ください。)
その他 ⚓
これ以外の改善方法のご提案をお待ちしています!